やっぱり必要!派遣法抜本改正1.15集会-派遣村からの大逆襲-於・日本教育会館
1999年に大改悪された労働者派遣法は、日雇い派遣という究極の不安定雇用を産み出すと同時に、働く人々を、あたかも取替え可能な部品であるかのようなモラル・ハザードが許されるという風潮を社会に蔓延させました。
昨年の大晦日に開村された「派遣村」は、この間、製造業を中心とする企業で横行した派遣切り、期間工切り等で職と住を奪われた仲間が多数結集し、約1700人のボランティアと相協力して、年末年始を乗り切り、ともに生き、職と住の回復を誓い合いました。
しかしながら、問題は依然として解決しているわけではありません。
私たちは、ワーキングプア-と格差を拡大した元凶が現行派遣法であることを一昨年来指摘し、活動をしてまいりました。派遣村の成果を踏まえつつ、働く人々の力によって、今こそ働く人々が望む派遣法の抜本改正を実現しようではありませんか。その実現の一歩として、下記の要領で集会を行いたいと思います。多くの方々の、ご賛同、ご参加をお願いいたします。
記
日時 2009年1月15日(木)18:30~(開場18:00)
場所 日本教育会館第一会議室(地下鉄神保町駅 竹橋駅下車 裏面参照)
集会内容
○主催者挨拶―鴨桃代(全国ユニオン)
○経過報告 ―安部誠(派遣法抜本改正をめざす共同行動)
○各界と村民からのあいさつ
・ 政党(全政党に呼びかけております)
・ 労働団体
・ 弁護団
・ 「派遣村」村民
○シンポジウム
・ 労働組合活動から見えてきた派遣切りの実態
・ 求められる救済活動、労働組合の役割、存在意義について
・ 労働者派遣法の抜本改正とその必要性について
コーディネーター 棗 一郎(日本労働弁護団)
シンポジスト 湯浅 誠(NPO法人 もやい事務局長/派遣村村長)
三木陵一(JMIU書記長)
小谷野毅(全日本建設運輸連帯労組書記長)
○問題提起 法改正に向けての骨組と方向性
○閉会の辞 遠藤一郎(全国一般全国協議会)
主 催 派遣法の抜本改正をめざす共同行動
「派遣村」実行委員会
連絡先 全 日 建 (小谷野) 電話03-5820-0868
全国ユニオン(安 部) 電話03-5371-5202