6月28-29日 派遣トラブルホットラインを実施します
偽装請負、日雇い派遣、そして秋葉原事件・・・派遣問題が新聞紙面を飾らない日はありません。原則あらゆる業務への派遣を可能にした1999年の派遣法改正のもたらしたものの衝撃は大きく、国会における抜本法改正の動きも本格化しています。
しかし、専門的な26業務以外、派遣の受入れは原則1年に限定されており、それを超えた場合派遣先には雇用申し込み義務が生じます。2007年3月から製造業でも労働組合などの意見聴取を条件に3年までの延長が可能となりましたが、2009年3月には大量の期限切れが予想され、多くの企業が対応に苦慮しています。
6月20日の朝日新聞は、3年になる直前に直接雇用に切り替え、3ヶ月の「クーリング期間」を超えたら、また派遣に戻すというような「脱法行為」については「今後厳しく取り締まりたい」との厚生労働省担当課長の見解を報じました。
法改正へ向けた様々な課題を、事実として突きつけていくために、今年も6月28(土)29(日)の両日、派遣トラブルホットラインを開設します。派遣に関するあらゆる相談に、派遣スタッフやユニオン、弁護士等が対応し、解決にむけた道を探ります。
ぜひ、あなたの抱えている問題をお寄せください。
2008年6月28日と29日 いずれも12:00~20:00
受付電話番号 03(5338)1266